データからみる選挙

もうすぐ参議院議員選挙があるので,ちょっと調べてみた.何を調べたかと言うと,前回の衆議院議員選挙の年齢別 投票者数.ようは,立候補した人がどの年齢層にこびを売ればいいか,どの年齢層を無視していいかわかるもの.

「若者の投票率が低い」とテレビで言っていたので,「具体的に年齢別の投票者数をみたら,もっと顕著に若者の投票数の少なさ(若者の声がいかに政治に反映されていないか)が分かるんじゃね?」と思ったのが調べようと思った動機.調べてみたら見つかった.

財団法人 明るい選挙推進協会
http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/696/

上記サイトのデータを元に,いろいろ Excel でグラフをかいてみた.(データは,全国の49,214投票区の中から,188投票区(47都道府県×4投票区)を抽出したものだそう)
まずは,「年齢別 有権者数」のグラフ.

年齢別 有権者数

次に,テレビでよく見る「年齢別 投票率」のグラフ.

年齢別 投票率

次に,「年齢別 投票者数」のグラフ.

年齢別 投票者数

「ふんふん,なるほど.確かに20~34歳の投票数が他と比べて少ない」.さらに,これをパーセンテージにしたもの.名前をつけるなら「投票者 年齢別割合」かな.それの円グラフ.

投票者 年齢別割合

20~39以下の働き盛りは22%しかなく少ない.一方,60歳以上は45%に!!
「なんだこれ!!やばくねぇか!? どおりで,賃金とか長時間労働とかブラック企業とか派遣労働とか,若者が頭抱えてる問題が改善されないはずだ」